ホワイトハウスや皇居にも納品されており、ノルウェー人デザイナーの中でも、実績・知名度ともに最も高いと言われるトールビョルン・アフダル。1960年に彼がデザインした〈クロボ・ベンチ〉は、自由度が高く、使い勝手もさまざま。ベンチ以外にもソファテーブルなどとして使えます。それが功を奏し、発売ともに国内で一気に売り上げを伸ばしました。 2014年、Fjordfiesta（フィヨルドフィエスタ）とUtopia Retro Modern（ユートピア・レトロ・モダン）の恊働により、復刻されました。
Material: ウォルナット/オーク
Measurements: H 33 or 43 cm x W 120, 150 or 200 cm x D 37 cm
Weight: 20cm 18kg, 150cm 20kg, 200cm 25kg
Accessories: Krobo Tray Small, Krobo Tray Large, Krobo Cushion, Krobo Frame, Krobo Drawer
Design: Torbjørn Afdal（トールビョルン・アフダル）- 1960
Manufacturer: Fjordfiesta（フィヨルドフィエスタ）

Bruksbo Tegnekontorのデザイナーとして、1946年にキャリアをスタート。かたちと素材の在り方に新しい価値観を見いだした彼は、戦後のノルウェーで活躍したなかでも多作のデザイナーの一人として知られています。1959年にミュンヘンで開催された工芸展「So wohnt Europa」で金賞を受賞。アームチェア〈Broadway〉や狩猟用のアウトドアチェア〈Hunter〉に見られるように、60年頃はより建築的なスタイルの家具デザインへと移行していきます。代表作に、多目的ベンチ〈Krobo〉、ホームバー〈Times〉、会議テーブルとチェア〈Minerva〉など。ノルウェー中西部・フレドリクスタに位置した応用美術協会PLUSで開催されていたBruksboの家具ワークショップでも、アートディレクターとして参加していました。